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金工作家 宮田亮平氏とのコラボレーションモデルを発売
2023年05月17日
セイコータイムクリエーション株式会社

セイコータイムクリエーション株式会社(本社:東京都江東区/代表取締役社長 瀧沢 観)は、前文化庁長官で公益社団法人日展 理事長、日本芸術院会員の金工作家 宮田亮平氏とのコラボレーションにより、氏の鋳造作品にスケルトンクロックを組み合わせた高級置時計「デコールセイコー シュプリンゲンクロック 翔(しょう)」を10台の数量限定で6月10日(土)より販売いたします。
雪梁舎美術館(新潟市)にて5月20日(土)より開催のMIYATA展に合わせ、館内ミュージアムショップでもお取り扱いいたします。
商品の特長
●宮田亮平氏の代表的なモチーフであるシュプリンゲンとデコールセイコーのコラボレーション
大海原を翔ける躍動感あふれる2頭のイルカをモチーフとした鋳造枠はデコールセイコーのためだけに制作したオリジナル作品です。
原型制作から、鋳造後の組立、彩色、蒔絵技法を用いた箔蒔きによる加飾仕上げまで、宮田亮平氏が一点一点自ら行い、サインを入れ工芸作品として完成させます。
その鋳造枠の陽の光を反射するようにエメラルド色に輝く波の中にセイコー独自の歯車の精緻な輪列が美しいクオーツ・スケルトンムーブメントを組み合わせることで、美しい美術工芸作品と精密な工業製品が調和し、全く新しい世界を生み出しました。
最終組み立てはセイコータイムクリエーションの熟練の技師の手により仕上げます。
●イルカをモチーフとしたシュプリンゲン
ドイツ語で「飛翔」を意味する「シュプリンゲン」は氏の代表的な創作モチーフです。
今回の制作にあたっては2頭のイルカが寄り添い、楽し気に仲良く波間を翔る姿が表現されています。その2頭は恋人同士であったり、また家族であったりと観る人によって受け取り方も変わる、不思議な魅力に富んでいます。
●日本製クオーツ・スケルトンムーブメント
時計体には宙に浮いたような精緻で美しい輪列を持つセイコー独自のクオーツ式スケルトンムーブメントを組み合わせました。
機械式時計を彷彿させながらも現代的な乾電池駆動により、見る人に安らぎをあたえながらも正確な時を刻みます。
●桐箱/御布(おふ)


美術工芸作品にふさわしい桐箱と御布を付属。桐箱の蓋、御布には氏直筆の箱書き/落款が記されます。
●宮田亮平氏 経歴
1945年 |
新潟県佐渡市に生まれる |
1972年 | 東京藝術大学大学院 鍛金専攻修了 |
1990年 | 文部省在外研究員(ドイツ) |
1997年 | 東京藝術大学 教授 |
2005年 | 東京藝術大学 学長 |
2016年 | 東京藝術大学 学長退任 文化庁長官就任(2018年再任) 東京藝術大学名誉教授・顧問 |
2021年 | 文化庁長官退任 |
2022年 | 美術館連絡協議会 会長就任 国立工芸館 顧問就任 公益社団法人 日展 理事長就任 |
2023年 | 日本芸術院会員就任 |
主な受賞歴
1972年 | 日本現代工芸美術展 大賞 |
1979年 | 日本現代工芸美術展 文部大臣賞 |
1981年 | 日展 特選 |
1997年 | 日展 特選 |
2007年 | 日本現代工芸美術展 内閣総理大臣賞 |
2009年 | 日展 内閣総理大臣賞 |
2012年 | 日本芸術院賞 |
製品仕様
品番 |
AZ524A |
---|---|
希望小売価格 |
2,200,000円(本体2,000,000円) |
サイズ |
高さ321×幅430×奥行き160mm |
重量 |
約7.2kg |
材質 |
枠:金属(アルミ・純金箔・青金箔、銀箔、色箔、彩色仕上げ) |
機械体 |
クオーツスケルトンムーブメント |
時間精度 |
平均月差±15秒(気温5℃~35℃で使用した場合) |
使用温度範囲 |
-10℃~50℃ |
付加機能 |
サブセコンド |
使用電池 |
単3形アルカリ乾電池 1本 |
電池寿命 |
約3年 |
発売日 |
2023年6月10日 |
この件に関するお問い合わせ先
プレス関係
03-5639-6290
セイコータイムクリエーション(株)広報担当
一般のお客様
0120-315-474
セイコータイムクリエーション(株)クロックお客様相談室