ここから本文です
消費電力を削減 2針タイプのソーラー掛時計
-無線時計システム「タイムリンク」より発売-
2006年08月08日
セイコークロック株式会社

セイコークロック株式会社(本社:東京都港区芝浦1-2-1 代表取締役社長:鈴木 旻)は、オフィスや工場など標準電波が届きにくい鉄筋建物内においても正確な時刻(日本標準時)を受信し表示できる無線時計システム「タイムリンク」シリーズに、ソーラーバッテリー搭載の掛時計1機種を追加します。発売は9月下旬の予定です。
商品の特長
消費電力を削減し効率をアップ
「タイムリンク」として初めて秒針のない2針タイプとすることで、消費電力を従来比(3針タイプ比)で約40%削減しました。一般的なオフィスの明るさ(約350ルクス)なら、1日あたり4時間半程度の光を受ければ、搭載の補助電池を使うことなくソーラーバッテリーだけで駆動し続けます。明るさが不足する場所でのご使用では、補助電池が作動。最短でも4年間以上は動き続ける設計となっています。
視認性の高いデザイン
オフィス、工場、公共施設などを意識。ソーラーセル(黒地)と太い針(白)のコントラストにより高い視認性を確保しました。
セイコー独自の無線時計システム「タイムリンク」だから
-標準電波が届きにくい場所でも確実にキャッチ!-
オフィスビルや工場・マンションといった鉄筋建物や地下などでは、時刻情報をのせた標準電波の受信が困難な場合があります。この問題を解決するのが「タイムリンク」です。別売の送信機が見通し距離で40m以内の「タイムリンククロック」に時刻情報を無線送信。標準電波が届かない場所でも正確な日本標準時を表示させる画期的なシステムです。
《「TimeLink」および「タイムリンク」は、セイコークロック株式会社・セイコープレシジョン株式会社の登録商標です。》
- 配線工事不要で設置も簡単
- 配線工事が不要なので設置のコストも抑えられます。更に、送信機は無線の「中継」をさせることも可能。数台の送信機をリンクさせることで使用範囲を広げていき、「タイムリンククロック」を増設することができます。
- 明るさテスト機能で設置場所の環境確認が可能
- 使用する場所の明るさを事前に確認できる「明るさテスト機能」を搭載。明るさテストボタンを押し文字板上のLEDライトの点灯色で使用に適した環境かどうかを判断できます。
LEDライト点灯状態 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
部屋の明るさ | 200ルクス以上(一般的な家庭の明るい場所) | 50~200ルクス(一般的な家庭の薄暗い場所) | 50ルクス未満(光の当たらない場所) |
点灯状態の光を1日8時間以上受けた場合(目安) | 補助電池を減らさずに動き続けます。 | ソーラーと補助電池を併用して、5年間以上動き続けます。 | ソーラーと補助電池を併用して、5年間以上動き続けます。 |
「タイムリンク」の使い方
- 窓際などの標準電波を受信しやすい場所に別売の「タイムリンク送信機」を設置。
- 「タイムリンク送信機」が受信した標準電波の日本標準時データを特定小電力無線で送信。
- 「タイムリンククロック」(今回ご案内の商品)が特定小電力無線を受信し、日本標準時を表示。
- 「タイムリンククロック」の使用に際しては別売の「タイムリンク送信機」(品番:ZA301N 税込10,500円)が必要です。
- 「タイムリンククロック」は「タイムリンク送信機」から送られる電波(特定小電力無線)のみを受信します。標準電波は受信しないため、通常の電波クロックとしては使用できません。
- 「タイムリンク送信機」からの電波が受信できない場合、通常のクオーツ時計として作動します。
製品仕様
品番 | ZS303S |
---|---|
希望小売価格 | 税込21,000円(本体20,000円) |
サイズ | 直径350x50mm(直径x奥行き) |
重量 | 約1.4kg |
材質 | プラスチック枠(銀色メタリック塗装) |
時刻修正方法 | 毎偶数時の58分に特定小電力無線を自動受信し、時刻を日本標準時に修正。 |
使用温度範囲 | -10℃~+50℃ |
付加機能 | タイムリンク機能(受信・修正) ソーラー(光発電セル×3個、充電池×1個、補助電池×1個) 石膏ボード用掛金具つき |
無線規格 | 特定小電力無線 |
使用補助電池 | CR123A(円筒形リチウム電池) 1個 |
補助電池寿命 | 約4年(暗い場所で使用した場合) |
発売日 | 9月下旬 |
タイムリンク送信機<別売・発売中>

品番:ZA301N
希望小売価格:税込10,500円(本体10,000円)
- 販売目標は、年間3,000台です。