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「新日本様式」100選に 選定
セイコー パワーデザインプロジェクト
「アナログ電波掛時計」

2007年11月16日
セイコークロック株式会社

セイコーパワーデザインプロジェクト「アナログ電波掛時計」
セイコーパワーデザインプロジェクト「アナログ電波掛時計」

セイコークロック株式会社(本社:東京都港区芝浦1-2-1 代表取締役社長:前田 邦男)が2007年8月から販売を開始しているセイコーパワーデザインプロジェクト「アナログ電波掛時計」(3機種9モデル)が「新日本様式」100選に選定されました。

「新日本様式」100選は、日本の伝統と文化と先端技術を融合し、国際競争力を高める商品として「新日本様式」協議会によって選定されています。

今回選定されたセイコーパワーデザインプロジェクト「アナログ電波掛時計」は11月28日より、東京国立博物館にて開催される 2007年「新日本様式」100選展に、発表展示いたします。

「新日本様式100選」

「新日本様式」とは

「新日本様式」とは、我が国の伝統的なデザインや機能、コンテンツと我が国の高度な技術力や商品力とを融合させ、現代生活に潤いと輝きを与える「日本らしさ」を追求し、新しい日本様式を確立させようという施策であり、日本の通商政策上にも位置づけられ、「アジアゲートウェイ構想」にも採用されています。施策の原点となる「日本らしさ」の中核には「日本人の自然観」を置き、それをとりまく「こころ」として以下の三つを想定しています。
「たくみのこころ」
素材を自然の命として尊び、引き継がれた知恵や技を大切にしつつ、常に新しい技術や 文化を作り出す「たくみの技」
「ふるまいのこころ」
全体への責任意識をもちながら、個性を磨き、気品と気概のある生き方を求める「粋(いき)の行動」
「もてなしのこころ」
異質な考えや新しいものを尊重しながら、自己を確立し、多様性と調和を重んじる「優の精神」

商品の特長

セイコーパワーデザインプロジェクトアナログ電波掛時計

針が円運動で時間を表示するアナログ時計にとって、それを収める枠は丸型が最も自然です。時計として安定した丸型は、見る人にとって見やすさ、読みやすさを後押しする最もスタンダードな形状です。アルミダイキャスト製だからこそ実現可能となったゆがみのない真円の枠は、視認性の向上へとつながり、さらには高い質感をも生み出しています。また、枠上面のほんの少しの丸みや、わずかに外へ広がるサイドラインは、全体をシャープになりすぎない柔らかな印象にまとめています。
文字板は厚く印刷を盛り上げた棒略字のみにしました。「文字が大きい=見やすい」、「数字が入っている=読みやすい」と錯覚しがちですが、大切なのはバランスが取れていて自然に目に入ってくることです。針の付け根部分にボリューム感を持たせ、時計を見たときに中心からピントが合い瞬時に時刻が読み取れるようにしたこともポイントの1つとなっています。さまざまなお部屋で違和感なくお使いいただけるよう大、中、小の3サイズ、さらに周囲のインテリアとも調和するよう黒、白、シルバーの3色展開となっています。

パワーデザインプロジェクトとは
2002年にスタートしたこの活動は、プロダクトデザイナー深澤直人氏と弊社、及びセイコーウオッチ株式会社、セイコーエプソン株式会社所属のデザイナーが推進しているワークショップです。

製品仕様

品番 KX308K,S,W
(K黒 S銀色 W白色)
KX309K,S,W
(K黒 S銀色 W白色)
KX310K,S,W
(K黒 S銀色 W白色)
希望小売価格 税込31,500円
(本体30,000円)
税込29,400円
(本体28,000円)
税込26,250円
(本体25,000円)
サイズ 310×44mm
(直径×奥行き)
265×44mm
(直径×奥行き)
200×44mm
(直径×奥行き)
重量 約1.4kg 約1.1kg 約730g
材質 アルミ枠(塗装仕上げ)
機械体 電波修正式クオーツムーブメント
時間精度 午前2時以後3時間ごとに標準電波を受信し、時刻を修正。
標準電波を受信しない場合のクオーツ精度は、平均月差±20秒。
(気温5℃~35℃で使用した場合)
使用温度範囲 -10℃~+50℃
付加機能 電波修正機能(40kHz/60kHz自動選局)
石膏ボード用掛金具つき
使用電池 単3マンガン電池 2本
電池寿命 約1年間